まだお逢いしていないお客様へ
連日猛暑が続き何十年振りかで日本の最高記録を更新した今年の夏も、さすが9月に入ると秋の気配が感じられるようになりました。城山に登ると琵琶湖の上に掃いたような雲が浮かび、赤とんぼが悠々と空を舞うのが見られます。玄宮園では「虫の音を聞く会」として夜のライトアップも始まり、賑やかに秋の虫が鳴いております。こうして月日は移り、季節が変わっていくのだとしみじみ感じております。
ご承知のように3月から11月25日までとしてスタートした「築城400年祭」も、3分の1を残すのみとなりました。「ワダエミ衣裳」「北近江の城」「世界遺産レゴ」「開国資料」等々の各展示も好評の内に終了して、これからはラストスパートイベントが続きます。

ここで現在開催中のイベントを1部ご案内させて頂きます。重要文化財の西の丸三重櫓では、「ホリヒロシの人形展」が開催されております。1日の初日にはホリ氏も来られて、珍しい人形舞が披露されたり、本のサイン会もありました。私も長い行列に並びましたが、何と東京から10人余りの自称「追っかけ」のご婦人たちが来られたのには驚きました。
源氏物語、平家物語、谷崎、三島、泉鏡花、歌舞伎、能などを題材に、170cm程の人形が重文の櫓の中に幻想的に並んでおります。これらの人形を見ていると、ただ器用だけで作れるものではなく、文学、歴史、芸術、美術などの教養の深さが感じられ、人形に命があるようにも思われるのです。
何度かお客様をご案内いたしましたが、私のつたない表現力ではとても言い表せない素晴らしい人形で、お客さまも感激なさいます。また作者についてのビデオが20分映されますが、何とか時間を割いて見られると、作者の思いも理解できると思いました。

この人形展の櫓と、展示物はありませんが天秤櫓は、築城400年祭イベント中の特別公開です。建物の柱、用材、壁の厚さの違いや菱格子の意味、窓から見える廊下橋などをじっくり見学できます。
彦根に行こうか迷っておられる方、もう一度行ってみたいと思っておられる方、まだお逢いしていない多くの方々へ、私どもボランティアガイドが、ぜひおいで頂きたく、メールをお送りさせて頂きました。
お待ちしております!!







