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夏に思う

 いよいよ七月、梅雨が明ければ本格的な夏の到来です。江戸時代の彦根城下も真夏は現代以上の酷暑で、武士も町人も身分に関係なく悩んだことでしょう。
 ところで最近、足軽屋敷の町並みが一つ又一つ消えてゆくのを目の当たりにして、哀惜の念が募ります。
 消えるのではなく、かけがえのないものを私たちが捨て去っているのだとしたら、大変な過ちを犯しているのではないかと、築城400年祭を目前にして思えてなりません。

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