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 私の住む町に国宝彦根城があります。小高い山の上に深い樹木に囲まれた三層の天守がそびえ、山の中腹には櫓(やぐら)と呼ぶ幾つかの重要文化財建造物があります。いつも見慣れた風景なのに春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々に飽きないお城が眺められ、市外に出て帰ってきたときは、彦根城が見えると「やれやれ帰った」という気持ちになります。
P1090012 (天守遠景).jpg

 そもそも「城」というのは、「土」編に「成」と書くように、土や石を盛って成す(築く)という意味のようです。また「城」を辞書で引くと、「敵を防ぐための軍事的構造物」と書かれていますが、彦根城は合戦時の構え、例えば表門橋を渡っての横矢桝形、登りにくい表坂、つまずきやすい石段、五本ある空堀等々、攻めて来た敵を迎え撃つ軍事上の要点が巧妙に作られております。関ヶ原合戦後260年余り続いた徳川幕府の拠点の一つであった事実に納得できると共に、ディズニーランドのお城のように観光客が1日楽しく遊ぶためではなく、軍事上の城であることが実感できる城でもあります。
 そんな彦根城や彦根の史跡が好きな私は、「彦根ボランティアガイド協会」の一員として張り切っております。観光バス等で彦根城を見学される時の与えられた時間は大体1時間だそうですが、私たちのガイドは1時間半~2時間、更に専門的に石垣の裏の削平地を3~4時間ご案内する時もあります。そして城だけではなく、街中の名所旧跡や名刹、佐和山城跡等、ご案内場所もたくさんあります。
 ただ城山に登って来た……という見学だけではない印象深いご案内を目指して、まだまだ未熟ですが、日頃の研鑚に努めております。
 ぜひ彦根に遊びにおいで下さい。そして私たちのガイドを御用命してみて下さい。