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イベントレポート

彦根サウンドラリー2007 溝口肇コンサート

10月19日(土)午後6時30分から彦根城博物館能舞台で、チェリストの溝口肇さんのコンサートが行われました。
当日は、あいにくの雨降りとなり、関係者をやきもきさせました。
それというのも、溝口さん愛用のチェロは、約300年前のもので、非常に繊細で湿気に弱いという情報が入ったからです。午後になっても雨はやみそうになく、開幕の時間が刻一刻と近づいていったのでした。
ご承知のとおり、能舞台は、屋根はあるものの周りは壁等がありません。
そのため、雨露や霧、湿気を押さえるため、急遽、能舞台の側面をビニールカバーで覆いました。
そして、何とか開催することができ、関係者一同は、ほっと胸を撫で下ろしました。

もう一つ心配していましたのは、能舞台と観客席のある館の屋根からの雨だれの音が、演奏や聴くお客様の邪魔にならないかということでしたが、こちらは、どなたからのクレームもなく(と言っても、誰も雨を止ませることはできないため!?)、また、聴いていても不思議なことに気にならないBGN(バック グラウンド ノイズ / 溝口さん談)でした。(脳波に良い刺激を与えるのか、チェロの演奏とあいまって、むしろ心地よさを感じました!)

演奏が始まり、70年代、80年代のアメリカンポップス等、誰もが良く知っているヒットナンバーを中心に、チェロの心地よい調べが奏でられ、惹き付けられていきました。

チェロの他はピアノだけというとってもシンプルな構成のコンサートになりましたが、中には、チェロの独奏だけの曲もありました。
日頃、チェロだけを聴くというのは、演奏者以外には、あまりないのじゃないかと思いますが、女性お二人で来られたお客様は、「普段チェロだけを聴くということがあまりないので、こういう機会に接することができて幸いでした。」とおっしゃってくださいました。
チェロの大らかな調べは、間違いなく会場にお越しになられた方々の気持ちを引き寄せていました。その証拠に、閉幕後、CDを販売されましたが、売り切れとなってしまいました。

彦根サウンドラリー2007の第2回目、溝口肇さんのコンサートは、聴いている人々に感動をもたらすとても素晴らしいコンサートでした。
「雨音はショパンの調べ!?」のようなロマンティックな夜でした。

なお、当日の演奏曲目は、次のとおりでした。

♪ Yesterday Once More
♪ めぐり逢い
♪ さよならを教えて
♪ All By Myself
♪ We're All Alone
♪ Honesty
♪ 鳥の歌
♪ 別れの曲
♪ OPERA?
♪ 世界の車窓から
♪ 青春の輝き
♪ She
♪ Espace

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