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イベントレポート

開国カンファレンス 〜開国の「決断」直弼の一期一会〜彦根ステージ

6月16日(土)、17日(日)の2日間にわたり「開国カンファレンス〜開国の『決断』直弼の一期一会〜彦根ステージ」が開催されました。

開国カンファレンス 彦根ステージは、4月21日の横浜ステージに続いて会場を彦根に移しての開催となりました。
両日とも好天に恵まれ、多くの方々にご参加いただきました。


第1日 「世界に開かれた扉 —井伊直弼の遺産—」

彦根ステージ第1日目のテーマは、「世界に開かれた扉 —井伊直弼の遺産—」。
会場となった滋賀大学講堂には300人を超える参加者が集まりました。

滋賀大学講堂
会場には300人以上の参加者が
 

獅山向洋彦根市長によるあいさつのあと、彦根市出身でジャーナリストの田原総一朗氏による基調講演が行われました。
田原氏は井伊直弼が日米修好通商条約に調印したことについて、現実論的な直弼の判断を高く評価しました。また、話題は現代の政治にも及び、直弼のような現実論的考え方こそが現代の政治に求められていると述べました。

獅山向洋 彦根市長
田原総一朗氏
 

後半は、「井伊直弼と近代横浜・近代彦根」と題して京都薬科大学准教授の鈴木栄樹氏と滋賀大学経済学部准教授の阿部安成氏、彦根市市史編さん室の小林隆係長による鼎談が行われました。
井伊直弼の名誉回復と再評価の歴史を横浜・彦根両市の銅像をめぐる経緯などから繙くというたいへん興味深い議論がなされました。

左から小林氏、鈴木氏、阿部氏
鼎談の様子


第2日 「井伊直弼 鎖国を解いた『決断』」

彦根ステージ第2日目は、「井伊直弼 鎖国を解いた『決断』」と題して彦根城博物館能舞台を会場に行われました。

彦根城博物館

前半は、京都女子大学准教授の母利美和氏が基調講演を行い、鎖国を解くという決断を下した井伊直弼の人物像に迫りました。

母利美和氏
基調講演の様子
 

後半で、名古屋大学大学院教授の羽賀祥二氏、横浜開港資料館調査研究員の西川武臣氏、彦根城博物館の渡辺恒一史料係長に母利氏も加わりパネルディスカッションが行われました。
各パネリストの専門分野から井伊直弼という人物を掘り下げ、評価が両極に分かれる井伊直弼とはいったいどんな人物だったのかについて議論がなされました。

パネルディスカッションの様子
北村昌造会長
 

最後に、国宝・彦根城築城400年祭実行委員会北村昌造会長があいさつを行い、横浜・彦根で3日間にわたり開催された開国カンファレンスは幕を閉じました。

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