ひこにゃん、お城まつりへ出陣(後編)
D.Kです。
先日お伝えしたとおり、ひこにゃんお城まつりへ出陣(後編)をお伝えしようと思います。少々?長いですが、しばしお付き合いをお願いしますm(_ _)m
11月3日(祝)午後1時過ぎ、彦根市役所前通りです。小江戸彦根の城まつりの目玉であります、「城まつりパレード」がこれから通りかかる場面です。
さあ、パレードの先頭が登場です。
パレードは進み、井伊直政公顕彰式でも活躍していた彦根鉄砲隊さんが登場しました。
ハイ、ひこにゃん登場です。実は、ひこにゃんは、パレードに最初から加わらず、市役所前で彦根鉄砲隊さんのうしろぐらいにこっそり合流することになってたんです。思ったよりスムーズ?にパレードに合流でき一安心、さあ、これからひこにゃん初パレードが始まります。
出だしからいきなり「ひこにゃーん!」という熱い声援が各所から飛び出し上々の滑り出しと言ったところです。(ひこにゃんが手をだしているのは観客の声援に応えているためで、方向を見失っているわけではありません)
いろは松へ差し掛かったころ、沿道を埋め尽くした観客からどよめきが起きました。(本当です)どうやらひこにゃんの姿に驚かれたようです。
彦根観光協会前の放送席から「来年の彦根城400年祭キャラクターのひこにゃんです」と紹介を受け、颯爽?と歩む姿は、まさに彦根のスーパースター!スタッフも鼻高々です。
反応の良さに気を良くしたのか、観客に応えるため決して長くない手を休むことなく懸命に振り続けます。その姿には感動を覚えましたが、同時に持久力の無いひこにゃんの体力が心配されました。でも、ひこにゃんは、自分へ向けられたたくさんの笑顔を見ると体力温存ということができなかったそうです。ウウ・・(T_T)

いろは松を通り過ぎ、ひこにゃんにとっての終了ポイントの彦根東高校ももう一息です。疲れてきた(本当に体力無いんです・・・)にもかかわらず、充実感を感じたのか久々の「ガッツポーズ」!(^^)!お疲れ様、ひこにゃん。
彦根東高校のとある場所にて。パレード参加者の休憩場所となっているところです。ひこにゃんはこの場所で出陣終了なのですが、何やら真剣な顔(笑)でスタッフにある提案をしてきました。「このままゴールまで行きたい」!?
どうやら多くの観客の声援を受けるうちにそのプロフェッショナル精神に火が点いたようです。「無茶だ、止した方がいい」と言うスタッフの声にも「大丈夫」と言わんばかりのポーズをとります。それが強がりとわかってはいたものの、少しでも観客に応えたいというひこにゃんの気持ちが痛いほどわかったためやむを得ずGOサインを出すことにしました。「行けるとこまで行こう!」悲壮な決意?のもと、リスタートです。

彦根東高校を出たところ、まるでひこにゃんの再出陣を歓迎するかのように沿道は観客で二重三重に取り巻かれてていました。

「ひこにゃん、ひこにゃん」「可愛い」「ハハハ」等、多くの声が飛び交います。
いよいよ京橋です。この段階で彦根城をあとにすることとなりますが、この時、ひこにゃんが寂しげな表情を?自分のホームグラウンドである彦根城から離れるのが少し不安だったのかもしれません。
でも、そんな素振りも一瞬で振り払い、観客に応えます。その姿に「ファイト!ひこにゃん」と心の中でエールを送ります。
輝く横顔の何と神々しいことか。見飽きた(失礼)スタッフも惚れ直すほどです。

橋を埋め尽くさんばかりの観客の中を進みます。
夢京橋キャッスルロードを進みますが、さすがのひこにゃんも疲労が隠せなくなったのか、観客に応える手も片手というのが目立ってきました。でもゴール地点はまだまだ先。ただひたすら「ガンバレ!ひこにゃん」と念じます。
銀座通りのところで限界に達したのか手が上がらなくなりました。スタッフが「もう駄目だ」と思ったその瞬間、奇跡??が起こりました。ひこにゃんが何とこの土壇場で新たな技を披露しだしたのです。名付けて「鈴叩き」(笑)
事前に用意していたという訳でなく、上げることはできないが、可動可能な左右に懸命に手を動かしていたところ偶然生まれたそうです。画像ではわかりにくいでしょうが、鳴らない鈴を懸命にポコポコ叩いていました。そのせいか鈴の音が聞こえたような・・・(?_?)(タヌキがお腹を叩いている姿に似ているという声もありましたが)

さあ、ゴールの城東小学校は目前。マラソンランナーのゴールのように手を大きく広げます(単に鈴を叩き飽きただけかも・・・)

感動の「ゴ---------------------------ル」(^_^)v
-終-
★追伸:先の書き込み「見どころ」において、ひこにゃんの出陣は途中で終了すると予告していたにもかかわらず結果的に最終ゴール地点まで行くことに。そのため「だったら、ひこにゃんを見れたのにー」という方もおられることと思います。言い訳がましいんですが、当初は本当に途中終了予定だったんですが、ファンを思うひこにゃんの心意気ゆえの突然の予定変更だったのです。どうかひこにゃんの心意気に免じてご容赦いただきますようお願いいたしますm(_ _)m
ひこにゃんの新技「鈴叩き」については、今後、どしどし披露したいと思いますので、ファンの皆さんもひこにゃんに会う機会がございましたら「ひこにゃん、スズー」と呼びかけてくださいね(~o~)
コメント
ひこにゃん奮闘記を面白く、いえ、涙ながらに読ませていただきました。
天気が素晴らしく良かったようですが、暑さが苦手そうなひこにゃんには、とても大変な一日だったと思います。しかも、蒸れそうな兜までかぶっているのですから。お疲れ様でした。
けれど、辛かったかもしれませんが、お客さんはひこにゃんの雄姿が見られて大喜びしたことでしょう。写真からでもその人気ぶりが分かります。
ひこにゃん、美味しい物をいっぱい食べて、ゆっくり休んでね。
ちゃんと代休もとるのよ。
では、今後の活動報告も楽しみに待っています。
あ、鈴、本当に鳴るといいですね。
投稿者: ヤギ | 2006年11月05日 01:45
初めまして、ひこにゃんのファンです。
私は当日彦根へ行けなかったので、このブログでの報告を楽しみにしておりました。写真がたくさんで、とても嬉しかったです。が、ひこにゃんが城内の高校で終了せず、ゴールまで歩かれたと知り、吃驚しました。
お城からゴールまでのコースって、普通に歩くのでもそこそこ距離がありますよね。それを、声援に応えながら最後まで歩くとは……。ひこにゃんのプロ根性に、敬意を表します。お疲れ様でした!
投稿者: 佐藤錦 | 2006年11月05日 10:55
D.Kさぁんッッ!!写真を山盛りにしていただきほんっっっとうにありがとうございます!!!!!
めっちゃおもしろかったです~♪
あぁ~鈴叩きみたかったなぁ。
ひこちゃんお疲れ様です。
ゴールのを読んだ時は感激でしたよぉ。
でも両手が上がってる写真を見るとちょっと笑ってしまいました。
これからもD.Kさんッ!!ひこにゃんさんッ!!
がんばってくださぃね~☆★
投稿者: ばん | 2006年11月05日 19:09
皆々さま方の温かいご声援で少々お疲れ気味だったひこにゃんも元気になったことだと思います。
これからも出陣は続きますが変わらぬご声援をヨロシクお願いします。
投稿者: D.K | 2006年11月06日 13:11
秘技(奥義?)「鈴叩き」!!見たかったです⋯
写真では解りづらいですねぇ。これからの遠征で是非披露して下さいね。
あの距離を踏破したひこにゃん!えらいです。
京都のサバをプレゼントしたいです。おいしいですよー。
そういえばひこにゃんのプロフィールがまだアップされてませんね。
あの天衝兜は脱げるのか?(脱いだらただのネコ?)
やっぱり雨が降りそうなときはまねいてくれるのか?(区役所に?)
そしてアクションの数々⋯。(体操・山登り・鈴叩き)
可愛いだけじゃなくて頑張り屋なところが大好きです。
投稿者: 京にゃん | 2006年11月06日 22:14
ひこにゃんのプロフィールには謎?が多くスタッフも把握できていない面がたくさんあります。わかっていることと言えば、短距離系、気性難ということかな(^o^)ノリというか調子が良い時はとてつもないパワーを発揮する時がありますが、どうすればノリが良くなるのか解明できていいません(>_ 京にゃんさんの疑問を確認したところ、カブトについては脱がないそうです。(と言うか大きなお顔にジャストフィットしすぎて脱げない?)あと、その由来にもかかわらず雨が苦手なんで雨天時は出陣しないでまったりしてる(ダラにゃん)そうです。
今後も判明次第、お伝えしていこうと思いますのでヨロシクお願いしますm(_ _)m
投稿者: D.K | 2006年11月07日 09:30
初めまして、ひこにゃんパレードにて最後までがんばっていたのですね。
私は赤鬼家臣団で参加させていただき、後ろの方を歩いていました。
ひこにゃんにあえるかな?と思いつつ参加してましたが、前のほうでそんなにひこにゃんががんばっていたとは思いませんでした。
鈴叩きの写真、とっても可愛いですね。
赤備えの甲冑姿でひこにゃんと一緒に写真を撮ってみたかったです。
当日ひこにゃんに会えず、ちょっと残念でしたが…
とはいえ、ひこにゃん大変お疲れ様でした。
投稿者: 西瓜 | 2006年11月08日 19:02
ひこにゃんと赤備え武者の揃い踏みは個人的にも見てみたいです。今回は実現できなかったんですが、今後機会があれば実現したいです。ひこにゃんは来年の城まつりにも出陣すると思いますので、その時は西瓜さんとのツーショットが撮れると良いですね(^O^)(ものすごく先の話で西瓜さんが出場される前提ですが)
投稿者: D.K | 2006年11月08日 21:12