いまむかしの道

僕は毎日、現在と過去が入り交じる『いまむかしの道』を歩いています。

毎朝目覚める町の名は「城町」。
出勤経路『いま道』の行程は、城町2丁目・城町1丁目・本町3丁目・本町2丁目。
『むかし道』の方は、石ヶ崎町・四十九町・下魚屋町・中魚屋町・職人町・上魚屋町です。
江戸時代、井伊直孝の時代に城下町は整備され、多くは新しい町名になっていますが、現在でも江戸時代から同じ町名の所もあります。



imamukasshi01

僕は、毎日この道を歩きます。

imamukasji05

魚屋町の民家の軒先に昔使われていた井戸が残っています。江戸時代からこの町にある家々、お寺……。
表具屋さんがあったり、「門野留吉翁頌徳碑」もあります。門野留吉は彦根バルブ創業者の一人で、明治初期の仏具の錺金職人で、その技術をカランやバルブコック製作に転用し、彦根バルブ業の生成発展に尽くした人物です(さすが職人町)。

ところで、【粉白トーレ】という謎の看板があるのですが、どうやら【レート白粉】と右から読むのが正解。
【白粉】は【オシロイ】と読むらしい(実は何か解らなかった)。

imamukasji02

レート化粧品は「東のレート、西のクラブ」と言われる2大トップメーカーで、明治11年平尾賛平商店として創業、昭和24年社名変更しレートとなったようです。

ちなみに、彦根市史談会の方々が記した「旧町名と現在の町名」の小さな看板が、町のあちこちにあります。昭和の町名をあわせて記したものもあります。

『いまむかしの道』は400年の間、失われたものと今に繋ぐもの、明治、大正、昭和、それぞれの時代が、まちを知ることによって今に蘇ります。
彦根を訪れる機会がありましたら、メインストリートから一筋中を歩いてみてください。
そこには『いまむかしの道』があるはずです。

« ひこにゃん登場もうしばらくお待ち下さい | メイン | ひこにゃん登場 »